Windows Subsystem for Linux(WSL、Linux用Windowsサブシステム)とは、LinuxのプログラムをWindows 10/11およびWindows Server上で実行するための仕組みである。マイクロソフトが提供し、最初のバージョンであるWSL1のベータ版が2016年8月に、正式版が2017年10月に公開された。2019年2月には次バージョンであるWSL2が公開された。
従来からWindows上でUnix/Linuxプログラムを実行する方法として仮想マシン(例:Hyper-V)や互換レイヤー(例:Cygwin)があった。実際に最初のバージョンであるWSL1はLinuxシステムコールをWindowsシステムコールへ変換しており、後者の互換レイヤーに近い。また、WSL2はLinuxカーネルそのものをHyper-Vで実行するため前者の仮想マシンに近い。
この意味で、WSLの特徴はマイクロソフト自身がWindowsオペレーティングシステムの一部として公式に提供している事である。また、CygwinとWSL1を比較した場合、前者がUNIXのソフトをWindows向けに再コンパイルし、EXEフォーマットの実行ファイルを利用するのに対して、後者はLinuxの実行ファイル形式であるELFをそのまま利用するという違いもある。
Windows 10 MobileでのAndroidアプリ実行を目指したプロジェクトであるProject Astoria(リリースされなかった)を発祥とする。
マイクロソフトはWSLを「主として開発者、特にWeb開発者やオープンソースプロジェクトを利用する開発者のためのツール」としている。
マイクロソフトとカノニカルの提携により、Windows 10 version 1607 (Anniversary Update) のベータ版で、Ubuntu 14.04 (Trusty Tahr) をインストールし、そのプログラムをWSL上で実行することが可能になった。
Windows Subsystem for Linuxとは
Windows Subsystem for Linux(提供元:Microsoft Corp)は、「仮想化」に分類されるオープンソースのWindowsソフトです。開発はマイクロソフトが手がけています。当カタログの「仮想化」の中では、人気順で13位です。開発言語はC++です。
インストールと動作環境
提供元は64ビット、ARM64版のMSIX、MSIインストーラーを配布しています。インストールには管理者権限が必要です。Windows 10 2004以降が必要です。インストーラーの公開されているスイッチを使えば、サイレントインストールができます。グループポリシー、Intune、Configuration Managerで配布できるMSIパッケージがあります。
アップデートとバージョン履歴
最新版は2.7.14で、2026年9月11日にリリースされました。2024年5月9日までさかのぼって、全20件のリリースを公式ファイルへのリンク付きで掲載しています。更新は年に約8.4回のペースです。
人気と対応ファイル形式
GitHubで公開されているソースコード(microsoft/WSL)のスター数は34,167です。当サイトの対応言語のうち24言語でWikipediaに記事があります。似たソフトにはSandboxie、Oracle VirtualBox、Vagrantなどがあります。
GitHubのプロジェクト説明: “Windows Subsystem for Linux”
メリット / デメリット
メリット
- オープンソースで、誰でもコードを確認・ビルドできる
- ARM版Windows向けのネイティブARM64版がある
- 組織での一括配布に使えるMSIパッケージがある
- サイレントインストールの方法が公開されている
- 更新頻度が高い(年に約8.4回)
- 利用者が多い
デメリット
- インストールに管理者権限が必要
まとめ: Windows Subsystem for Linuxは、「仮想化」に分類されるオープンソースのWindowsソフトです。64ビット、ARM64のPCで使えます。継続的に更新されています。管理者は無人インストールで一括配布できます。
スクリーンショット
Windows Subsystem for Linuxのダウンロードは安全ですか?
- ファイルは提供元のドメイン(github.com)から配信されています
- ダウンロードリンクはHTTPSを使用しています
- SHA256ハッシュが公開されているため、ファイルを検証できます:
7BA80E0846C4E82AC3D33165C21A52D95278BAB422EF005461B5E6ACC37CE66B· このハッシュのVirusTotalレポートを開く - リンクはまだ確認されていません
- ソースコードは公開されています
- ExeAtlasはインストーラーのホスト、ラップ、改変を行っていません
関連ガイド: SHA256ハッシュの確認方法(Windows)
最近のバージョン
全20バージョン ›2年間で20バージョン・年に約8.4回
| バージョン | 日付 | サイズ | ファイル |
|---|---|---|---|
| 2.7.14最新 | 2026年9月11日 | — | ARM64 MSI64ビット MSI64ビット MSIXARM64 MSIX |
| 2.7.13 | 2026年9月4日 | — | 64ビット MSIXARM64 MSI64ビット MSIARM64 MSIX |
| 2.7.12 | 2026年8月18日 | — | 64ビット MSIARM64 MSIX64ビット MSIXARM64 MSI |
| 2.7.11 | 2026年7月24日 | — | 64ビット MSIXARM64 MSI64ビット MSIARM64 MSIX |
| 2.7.10 | 2026年6月26日 | — | ARM64 MSI64ビット MSI64ビット MSIXARM64 MSIX |
| 2.7.8 | 2026年6月6日 | — | 64ビット MSIXARM64 MSIX64ビット MSIARM64 MSI |
| 2.7.3 | 2026年4月25日 | — | 64ビット MSIARM64 MSIXARM64 MSI64ビット MSIX |
| 2.6.3 | 2025年12月12日 | — | 64ビット MSIXARM64 MSIARM64 MSIX64ビット MSI |
コマンドラインでインストール
サイレントインストール ›winget install --id Microsoft.WSL -eAdd-AppxPackage -Path Microsoft.WSL_2.7.14.0_x64_ARM64.msixbundleGet-AppxPackage -Name MicrosoftCorporationII.WindowsSubsystemForLinux | Remove-AppxPackage関連ガイド: wingetの使い方:アプリのインストールと更新
情報
- 提供元
- Microsoft Corp
- 開発元
- マイクロソフト
- カテゴリ
- 仮想化
- ライセンス
- MIT
- 価格
- 無料
- ソースコード
- github.com/microsoft/WSL
- 開発言語
- C++
- 動作環境
- Windows 11 / 10 (Windows 10 2004+)
- アーキテクチャ
- 64ビット, ARM64
- インストーラー
- MSIX, MSI
- バージョン
- 2.7.14
- リリース日
- 2026年9月11日
- カタログ追加日
- 2024年5月9日
- 掲載バージョン数
- 20
- 年間更新回数
- 8.4
- GitHubスター
- 34,167
- GitHubフォーク
- 1,868
- 公式サイト
- learn.microsoft.com
- winget ID
- Microsoft.WSL
- MSIプロダクトコード
- {DC52CEBE-E53A-463D-98EE-81AF640914BD}
評価とレビュー
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Windows Subsystem for Linuxの代替ソフト
すべて表示 ›-
オープンソース9.5万 ↓ -
オープンソース232.4万 ↓ -
プロプライエタリ8923 ↓ -
オープンソース2.8万 ↓ -
オープンソース42.1万 ↓ -
プロプライエタリ1.9万 ↓ -
オープンソース876 ↓ -
プロプライエタリ24.4万 ↓
よくある質問
Windows Subsystem for Linuxは無料ですか?
はい。Windows Subsystem for Linuxはオープンソースのソフトです(MITライセンス)。
Windows Subsystem for Linuxのダウンロードは安全ですか?
ファイルはgithub.comから配信されます。github.comは提供元のドメインです。ExeAtlasはファイルをホストしておらず、改変もしていません。ダウンロードしたファイルのSHA256をこのページに記載の値と照合するか、そのハッシュのVirusTotalレポートを確認してください。
Windows Subsystem for Linuxをwingetでインストールするには?
PowerShellかWindowsターミナルを開き、このページに記載のwingetコマンドを実行します。wingetは公式インストーラーをダウンロードし、実行前にSHA256ハッシュを検証します。
Windows Subsystem for Linuxはサイレントインストールできますか?
はい。サイレントインストールのページに、インストーラーごとのコマンドを掲載しています(MSIパッケージ用のmsiexecコマンドを含む)。
Windows Subsystem for Linuxが対応しているWindowsのバージョンは?
インストーラーにはWindows 10 2004以降が必要です。64ビット、ARM64版が提供されています。
Windows Subsystem for LinuxはARM版Windows(Windows on Arm)で動きますか?
はい。ネイティブのARM64版インストーラーがあります。
Windows Subsystem for Linuxの旧バージョンはどこでダウンロードできますか?
バージョン一覧のページに、2024年5月9日以降の全20件のバージョンを公式インストーラーへのリンク付きで掲載しています。
Windows Subsystem for Linuxの代わりになるソフトは?
Sandboxie、Oracle VirtualBox、Vagrant、Multipass、QEMUなどがあります。代替ソフトのページで比較できます。