Wireshark(ワイヤシャーク)は、ネットワーク・アナライザ・ソフトウェアである。作者は、ジェラルド・コームズ(Gerald Combs)である。
1990年代後半、ミズーリ大学カンザスシティ校(英語版)を卒業したジェラルド・コームズは小さなインターネット・サービス・プロバイダに勤務していた。当時、商用のLANアナライザは1500万ドルくらいもし、しかもコームズが勤めていた会社の主要なプラットフォーム(Solaris, Linux)には対応していなかった。そこでコームズは、SolarisやLinuxに対応したLANアナライザを自作し、1998年にEthereal(イーサリアル)の最初のバージョンを公開した。Etherealの商標は勤務していたISPが保持した。
2006年5月、コームズは、WinPcapの販売元であるCACEテクノロジーズ(CACET)に転職した。Etherealの大半のソースコードの著作権はコームズが保持しており(GNU GPLに基づいて再配布されていた)、WiresharkのSVNレポジトリはEtherealのレポジトリを基礎として構築されている。しかし、Etherealの商標はコームズが勤めていたISPに残されたままで使えなかったため、同年6月にWiresharkに名称を変更した。Etherealの開発は停止され、Etherealの公式サイトでもWiresharkに切り替えることが推奨されていた。2010年、リバーベッド・テクノロジー(英語版)がCACETを買収し、Wiresharkの支援を引き継いだ。
コームズはWiresharkのソースコードの更新を継続しており、新しいバージョンのリリースを行っている。Wiresharkの公式サイトには、2000人以上の貢献者が掲載されている。
WiresharkはIP、DHCPなど800以上のプロトコルを解析できる機能があり、Windows、Linux、BSD、macOSなどで利用できる。他のアナライザで記録したファイルを読み込む事ができる。Sniffer Proやtcpdumpをはじめ多くのファイル形式に対応する。
Wiresharkとは
Wiresharkは、The Wireshark developer community, https://www.wireshark.orgが公開しているオープンソースのWindows向けソフトです(カテゴリ:ネットワークツール)。開発はThe Wireshark teamが手がけています。当カタログの「ネットワークツール」の中では、人気順で1位です。最初のリリースは1998年です。開発言語はC++、C言語です。Windowsのほか、Linux、BSD系、macOS、Unix系、クロスプラットフォーム向けにも提供されています。
インストールと動作環境
公式インストーラーは64ビット向けにEXE(NSIS)、MSI形式で用意されています。メインのインストーラーのサイズは97.9 MBです。インストールには管理者権限が必要です。インストーラーは無人(サイレント)インストールに対応しています。グループポリシー、Intune、Configuration Managerで配布できるMSIパッケージがあります。
アップデートとバージョン履歴
最新版は4.6.9で、2026年9月23日にリリースされました。2021年3月30日以降の45件のバージョンを掲載しており、それぞれ公式のインストーラーにリンクしています。更新は年に約8.2回のペースです。
人気と対応ファイル形式
Chocolateyパッケージのダウンロード数は6,613,413回です。当サイトの対応言語のうち34言語でWikipediaに記事があります。Windowsでは31種類のファイル形式に関連付けられます(.erf、.cap、.scap、.apc、.encなど)。似たソフトにはZeroTier One、iPerf3、Nmapなどがあります。
メリット / デメリット
メリット
- オープンソースで、誰でもコードを確認・ビルドできる
- 組織での一括配布に使えるMSIパッケージがある
- サイレントインストールの方法が公開されている
- 更新頻度が高い(年に約8.2回)
- 31種類のファイル形式を開ける
- Linux、BSD系、macOSでも動作する
- 利用者が多い
デメリット
- ネイティブのARM64版がない
- インストールに管理者権限が必要
まとめ: Wiresharkは、「ネットワークツール」に分類されるオープンソースのWindowsソフトです。64ビットのPCで使えます。継続的に更新されています。管理者は無人インストールで一括配布できます。
スクリーンショット
Wiresharkのダウンロードは安全ですか?
- ファイルは提供元のドメイン(2.na.dl.wireshark.org)から配信されています
- ダウンロードリンクはHTTPSを使用しています
- SHA256ハッシュが公開されているため、ファイルを検証できます:
BF9B5CE8A89F244C376A9B1A946276EAA06463DDE3E33069A34D7F102F5878CF· このハッシュのVirusTotalレポートを開く - 前回の確認(2026年10月22日)でリンクは応答しました
- ソースコードは公開されています
- ExeAtlasはインストーラーのホスト、ラップ、改変を行っていません
関連ガイド: SHA256ハッシュの確認方法(Windows)
最近のバージョン
全45バージョン ›5年間で45バージョン・年に約8.2回
| バージョン | 日付 | サイズ | ファイル |
|---|---|---|---|
| 4.6.9最新 | 2026年9月23日 | 97.9 MB | 64ビット EXE(NSIS)64ビット MSI |
| 4.6.8 | 2026年8月12日 | 98.9 MB | ARM64 EXE(NSIS)64ビット EXE(NSIS)64ビット MSI |
| 4.6.7 | 2026年7月8日 | 97.6 MB | 64ビット MSI64ビット EXE(NSIS)ARM64 EXE(NSIS) |
| 4.6.6 | 2026年5月19日 | 102.9 MB | 64ビット MSI64ビット EXE(NSIS)ARM64 EXE(NSIS) |
| 4.6.5 | 2026年4月30日 | 104.9 MB | 64ビット EXE(NSIS)ARM64 EXE(NSIS)64ビット MSI |
| 4.6.4 | 2026年2月25日 | 97.0 MB | ARM64 EXE(NSIS)64ビット EXE(NSIS)64ビット MSI |
| 4.6.3 | 2026年1月14日 | 96.7 MB | ARM64 EXE(NSIS)64ビット EXE(NSIS)64ビット MSI |
| 4.6.2 | 2025年12月3日 | 96.6 MB | ARM64 EXE(NSIS)64ビット EXE(NSIS)64ビット MSI |
リリースサイクルとサポート期間
バージョン4.6.9は4.6系列に属し、現在もサポート中で、終了日は発表されていません。
| リリース系列 | リリース日 | サポート終了日 | 最新バージョン | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| 4.6 | 2025年10月8日 | 未発表 | 4.6.16 | サポート中 |
| 4.4 | 2024年8月28日 | 未発表 | 4.4.19 | サポート中 |
| 4.2 | 2023年11月15日 | 2025年10月8日 | 4.2.14 | サポート終了 |
| 4.0 | 2022年10月4日 | 2024年8月28日 | 4.0.17 | サポート終了 |
| 3.6 (LTS)LTS | 2021年11月22日 | 2024年5月22日 | 3.6.24 | サポート終了 |
| 3.4 | 2020年10月29日 | 2022年9月7日 | 3.4.16 | サポート終了 |
| 3.2 | 2019年12月18日 | 2021年11月22日 | 3.2.18 | サポート終了 |
| 3.0 | 2019年2月28日 | 2020年10月29日 | 3.0.14 | サポート終了 |
コマンドラインでインストール
サイレントインストール ›winget install --id WiresharkFoundation.Wireshark -echoco install wireshark -yscoop install extras/wiresharkWireshark-4.6.9-x64.exe /S関連ガイド: wingetの使い方:アプリのインストールと更新
ほかのOS向け
brew install --cask wireshark-appbrew install wiresharkflatpak install flathub org.wireshark.Wireshark情報
- 提供元
- The Wireshark developer community, https://www.wireshark.org
- 開発元
- The Wireshark team
- カテゴリ
- ネットワークツール
- ライセンス
- GPL-2.0
- 価格
- 無料
- ソースコード
- gitlab.com
- 開発言語
- C++、C言語
- 対応言語
- 英語
- レーティング
- 全年齢
- 動作環境
- Windows 11 / 10
- アーキテクチャ
- 64ビット
- インストーラー
- EXE(NSIS), MSI
- ほかのプラットフォーム
- Linux, BSD系, macOS, Unix系, クロスプラットフォーム
- バージョン
- 4.6.9
- リリース日
- 2026年9月23日
- 初回リリース
- 1998
- カタログ追加日
- 2021年3月30日
- 掲載バージョン数
- 45
- 年間更新回数
- 8.2
- Chocolateyダウンロード数
- 6,613,413
- 公式サイト
- wireshark.org
- winget ID
- WiresharkFoundation.Wireshark
- Chocolateyパッケージ
- wireshark
- Scoopパッケージ
- extras/wireshark
- MSIプロダクトコード
- {B9717009-0193-4E75-A6F4-A4B95F2856A9}
対応ファイル形式 (31)
評価とレビュー
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Wiresharkの代替ソフト
すべて表示 ›-
プロプライエタリ111.6万 ↓ -
オープンソース147.7万 ↓ -
オープンソース90.3万 ↓ -
オープンソース4.4万 ↓ -
オープンソース17.5万 ↓ -
オープンソース6.5万 ↓ -
プロプライエタリ74.6万 ↓ -
オープンソース8.6万 ↓
よくある質問
Wiresharkは無料ですか?
はい。Wiresharkはオープンソースのソフトです(GPL-2.0ライセンス)。
Wiresharkのダウンロードは安全ですか?
ファイルは2.na.dl.wireshark.orgから配信されます。2.na.dl.wireshark.orgは提供元のドメインです。ExeAtlasはファイルをホストしておらず、改変もしていません。ダウンロードしたファイルのSHA256をこのページに記載の値と照合するか、そのハッシュのVirusTotalレポートを確認してください。
Wiresharkをwingetでインストールするには?
PowerShellかWindowsターミナルを開き、このページに記載のwingetコマンドを実行します。wingetは公式インストーラーをダウンロードし、実行前にSHA256ハッシュを検証します。
Wiresharkはサイレントインストールできますか?
はい。サイレントインストールのページに、インストーラーごとのコマンドを掲載しています(MSIパッケージ用のmsiexecコマンドを含む)。
WiresharkはARM版Windows(Windows on Arm)で動きますか?
ARM64版はありません。Windows 11 on Armでは、エミュレーションによって64ビット版を実行できます。
Wiresharkの旧バージョンはどこでダウンロードできますか?
バージョン一覧のページに、2021年3月30日以降の全45件のバージョンを公式インストーラーへのリンク付きで掲載しています。
Wiresharkの代わりになるソフトは?
ZeroTier One、iPerf3、Nmap、simplewall、Angry IP Scannerなどがあります。代替ソフトのページで比較できます。