Vagrant(ベイグラント)は、仮想マシンを構築するためのソフトウェアである。構成情報を記述した設定ファイル (Vagrantfile) を元に、仮想環境の構築から設定までを自動的に行うことができる。最新版v3はGoで開発されている。ソースアベイラブルのBusiness Source Licenseで配布されている。
仮想マシンの提供自体は、VirtualBoxをはじめとする仮想化ソフトウェアが行う。Vagrantは、これらソフトウェアが用意されているのを前提として、仮想マシンの設定や立ち上げに特化している。このため、既存の仮想化ソフトウェア及び構成管理ソフトウェア(例: ChefやSalt(英語版)、Puppet、Ansible)をラップしたものとみなすこともできる。
当初はVirtualBoxをターゲットとしていたが、1.1以降のバージョンではVMwareなどの他の仮想化ソフトウェアやAmazon EC2のようなサーバ環境も対象とできるようになった。Vagrant自身はRubyで作成されているが、PHPやPython、Java、C#、JavaScriptといった、他のプログラミング言語の開発においても用いることができる。
バージョン1.6以降ではコンテナ管理フレームワークのDockerがネイティブサポートされており、軽量コンテナLXCを取り扱えないWindowsやMac上でも各種Linuxベースの開発環境を容易に利用できるようになった。
またvagrant-libvirtプラグインにより、仮想化管理用APIのlibvirtもサポートされている。
Vagrantとは
Vagrant(提供元:HashiCorp)は、「仮想化」に分類されるプロプライエタリ(クローズドソース)のWindowsソフトです。当カタログの「仮想化」の中では、人気順で3位です。最初のリリースは2010年です。開発言語はRubyです。Windowsのほか、macOS、Linux向けにも提供されています。
インストールと動作環境
提供元は64ビット、32ビット版のMSIインストーラーを配布しています。メインのインストーラーのサイズは247.9 MBです。インストールには管理者権限が必要です。インストーラーの公開されているスイッチを使えば、サイレントインストールができます。グループポリシー、Intune、Configuration Managerで配布できるMSIパッケージがあります。
アップデートとバージョン履歴
最新版は2.4.9で、2025年8月21日にリリースされました。2021年4月2日までさかのぼって、全23件のリリースを公式ファイルへのリンク付きで掲載しています。更新は年に約5.2回のペースです。最後の更新から1年以上たっています。
人気と対応ファイル形式
Chocolateyパッケージのダウンロード数は8,923回です。GitHubで公開されているソースコード(hashicorp/vagrant)のスター数は27,217です。当サイトの対応言語のうち14言語でWikipediaに記事があります。似たソフトにはSandboxie、Oracle VirtualBox、QEMUなどがあります。
GitHubのプロジェクト説明: “Vagrant is a tool for building and distributing development environments.”
メリット / デメリット
メリット
- 組織での一括配布に使えるMSIパッケージがある
- サイレントインストールの方法が公開されている
- macOS、Linuxでも動作する
- 利用者が多い
- 長く続いているプロジェクト(2010年から)
デメリット
- プロプライエタリなライセンスのため、利用条件と価格の確認が必要
- ネイティブのARM64版がない
- インストールに管理者権限が必要
- 1年以上更新されていない
まとめ: Vagrantは、「仮想化」に分類されるWindowsソフトです。64ビット、32ビットのPCで使えます。継続的に更新されています。管理者は無人インストールで一括配布できます。
スクリーンショット
Vagrantのダウンロードは安全ですか?
- ファイルは提供元のドメイン(releases.hashicorp.com)から配信されています
- ダウンロードリンクはHTTPSを使用しています
- SHA256ハッシュが公開されているため、ファイルを検証できます:
3BDD967927705872A70C7C98E0576AFD5ACD9DD73B527695F4D9DD75DD26CBE3· このハッシュのVirusTotalレポートを開く - 前回の確認(2026年10月22日)でリンクは応答しました
- ExeAtlasはインストーラーのホスト、ラップ、改変を行っていません
関連ガイド: SHA256ハッシュの確認方法(Windows)
セキュリティ対策(OpenSSF Scorecard)
Open Source Security FoundationがGitHub上のhashicorp/vagrantリポジトリを自動でチェックした結果です(最終実行:2026年10月19日)。
- 危険なワークフローなし10
- リポジトリにバイナリなし10
- セキュリティポリシー10
- ライセンスの明記9
- 署名付きリリース8
- ブランチ保護8
- 継続的なメンテナンス5
- コードレビュー5
- 依存関係のバージョン固定5
- トークン権限の制限0
- OpenSSF Best Practicesバッジ0
- ファジング0
- 静的コード解析0
このスコアはプロジェクトの開発・リリースの進め方を評価するもので、プログラムを安全にインストールできるかどうかを示すものではありません。 scorecard.dev
最近のバージョン
全23バージョン ›4年間で23バージョン・年に約5.2回
| バージョン | 日付 | サイズ | ファイル |
|---|---|---|---|
| 2.4.9最新 | 2025年8月21日 | 247.9 MB | 64ビット MSI32ビット MSI |
| 2.4.8 | 2025年8月5日 | 247.4 MB | 32ビット MSI64ビット MSI |
| 2.4.7 | 2025年6月17日 | 244.7 MB | 64ビット MSI32ビット MSI |
| 2.4.6 | 2025年5月21日 | 252.3 MB | 32ビット MSI64ビット MSI |
| 2.4.5 | 2025年4月23日 | 247.0 MB | 64ビット MSI32ビット MSI |
| 2.4.4 | 2025年4月22日 | 268.5 MB | 32ビット MSI64ビット MSI |
| 2.4.3 | 2024年11月14日 | 275.4 MB | 32ビット MSI64ビット MSI |
| 2.4.2 | 2024年11月4日 | 274.7 MB | 32ビット MSI64ビット MSI |
コマンドラインでインストール
サイレントインストール ›winget install --id Hashicorp.Vagrant -echoco install vagrant-vmware-utility -ymsiexec /i vagrant_2.4.9_windows_amd64.msi /qn /norestartmsiexec /x {865E13BB-1BDF-4867-9093-18817E1A4CBF} /qn /norestartプログラムファイル(.exe): vagrant.exe
関連ガイド: wingetの使い方:アプリのインストールと更新
情報
- 提供元
- HashiCorp
- カテゴリ
- 仮想化
- ライセンス
- BUSL-1.1
- 価格
- 提供元のサイトで確認
- ソースコード
- github.com/hashicorp/vagrant
- 開発言語
- Ruby
- 対応言語
- 英語
- 動作環境
- Windows 11 / 10
- アーキテクチャ
- 64ビット, 32ビット
- インストーラー
- MSI
- ほかのプラットフォーム
- macOS, Linux
- バージョン
- 2.4.9
- リリース日
- 2025年8月21日
- 初回リリース
- 2010
- カタログ追加日
- 2021年4月1日
- 掲載バージョン数
- 23
- 年間更新回数
- 5.2
- Chocolateyダウンロード数
- 8,923
- GitHubスター
- 27,217
- GitHubフォーク
- 4,430
- 公式サイト
- developer.hashicorp.com
- winget ID
- Hashicorp.Vagrant
- Chocolateyパッケージ
- vagrant-vmware-utility
- MSIプロダクトコード
- {865E13BB-1BDF-4867-9093-18817E1A4CBF}
評価とレビュー
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Vagrantの代替ソフト
すべて表示 ›-
オープンソース9.5万 ↓ -
オープンソース232.4万 ↓ -
オープンソース42.1万 ↓ -
オープンソース2.8万 ↓ -
プロプライエタリ1.9万 ↓ -
オープンソース876 ↓ -
オープンソース★ 3.4万 -
オープンソース465 ↓
よくある質問
Vagrantは無料ですか?
Vagrantはプロプライエタリ(クローズドソース)のソフトです(ライセンス:BUSL-1.1)。有料かどうかはエディションによって異なるため、価格や無料プランは提供元のサイトで確認してください。
Vagrantのダウンロードは安全ですか?
ファイルはreleases.hashicorp.comから配信されます。releases.hashicorp.comは提供元のドメインです。ExeAtlasはファイルをホストしておらず、改変もしていません。ダウンロードしたファイルのSHA256をこのページに記載の値と照合するか、そのハッシュのVirusTotalレポートを確認してください。
Vagrantをwingetでインストールするには?
PowerShellかWindowsターミナルを開き、このページに記載のwingetコマンドを実行します。wingetは公式インストーラーをダウンロードし、実行前にSHA256ハッシュを検証します。
Vagrantはサイレントインストールできますか?
はい。サイレントインストールのページに、インストーラーごとのコマンドを掲載しています(MSIパッケージ用のmsiexecコマンドを含む)。
VagrantはARM版Windows(Windows on Arm)で動きますか?
ARM64版はありません。Windows 11 on Armでは、エミュレーションによって64ビット、32ビット版を実行できます。
Vagrantの旧バージョンはどこでダウンロードできますか?
バージョン一覧のページに、2021年4月2日以降の全23件のバージョンを公式インストーラーへのリンク付きで掲載しています。
Vagrantの代わりになるソフトは?
Sandboxie、Oracle VirtualBox、QEMU、Multipass、BlueStacksなどがあります。代替ソフトのページで比較できます。