wingetの使い方:アプリのインストールと更新
wingetはWindows 10/11に標準で入っているコマンドライン型のパッケージマネージャーです。プログラムを開発元のダウンロードURLから取得し、SHA256ハッシュでファイルを照合してからインストールします。
wingetが使えるか確認する
wingetは「アプリ インストーラー」パッケージに含まれており、Windows 11と最近のWindows 10(バージョン1809以降)には最初から入っています。PowerShellまたはターミナルを開いてバージョンを表示してください。コマンドが見つからない場合は、Microsoft Storeで「アプリ インストーラー」をインストールまたは更新します。
winget --versionプログラムを探す
名前で検索すると、パッケージ名・ID・最新バージョンが表示されます。ほかのコマンドではこのIDを使います。名前は重複することがありますが、IDは一意だからです。
winget search vlcwinget show --id VideoLAN.VLCプログラムをインストールする
IDと-e(完全一致)を指定してインストールします。wingetはマニフェストに記載されたURLからインストーラーをダウンロードし、SHA256ハッシュを照合したうえで実行します。インストーラーの画面を出さないなら--silent、全ユーザー向けにインストールするなら--scope machineを付けます(管理者権限の確認が表示されます)。
winget install --id VideoLAN.VLC -ewinget install --id VideoLAN.VLC -e --silent --scope machine旧バージョンをインストールする
wingetが把握しているバージョンを一覧表示し、--versionで指定します。旧バージョンは、開発元がファイルを公開し続けている限り入手できます。
winget show --id VideoLAN.VLC --versionswinget install --id VideoLAN.VLC -e --version 3.0.20プログラムを更新する
winget upgradeは、新しいバージョンがあるインストール済みプログラムを一覧表示します。winget以外の方法で入れたプログラムも対象です。IDを指定して1つずつ更新することも、まとめて更新することもできます。現在のバージョンのまま固定したいプログラムはピン留めします。
winget upgradewinget upgrade --id VideoLAN.VLC -ewinget upgrade --allwinget pin add --id VideoLAN.VLCプログラムをアンインストールする
winget uninstallは、そのプログラム自身のアンインストーラーを実行します。IDはwinget listで確認できます。
winget list vlcwinget uninstall --id VideoLAN.VLC -e新しいPCにプログラムを移す
インストール済みプログラムの一覧をJSONファイルに書き出し、新しいPCにコピーして読み込みます。wingetが認識できないプログラムはスキップされ、その一覧が表示されます。
winget export -o apps.jsonwinget import -i apps.json --accept-package-agreementsよくある質問
wingetは安全ですか?
wingetはMicrosoftが開発するオープンソースのツールです。コミュニティリポジトリのマニフェストは受け入れ前にすべて審査され、SHA256ハッシュがマニフェストと一致しないインストーラーは実行されません。
wingetに管理者権限は必要ですか?
winget自体には不要です。Program Filesに書き込むインストーラーは通常どおり管理者権限を求めますが、ユーザー単位のインストーラーでは求められません。
wingetはどこからダウンロードしていますか?
パッケージマニフェストに記載されたURLからです。通常は開発元の公式サーバーか、GitHubのリリースページです。